販売職から人材業界へのキャリアチェンジ!初めて紹介会社を活用した転職活動。
販売員から人材紹介会社への転職に成功したBさんの転職体験談です。転職エージェントを利用した理由や、アドバイザーとの対話で気付いた「キャリアの棚卸し」の大切さについてお聞きしました。
Profile
Bさん(20代)
転職前:販売員
転職後:人材紹介会社・キャリアアドバイザー
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人材紹介会社を利用した理由
私はこれまでずっと販売員としてのキャリアを積んできました。責任ある仕事もしてきたと思っています。
そんな私が転職しようと思ったきっかけは「働き方を変えたい」と、ぼんやり思い始めたことでした。
と言っても「働き方を変える」とは具体的にどういうことか?という質問にも答えられないほど、漠然とした考えでした。なんとなく、販売職以外の仕事をやってみたいという気持ちもありました。
「キャリアチェンジ」と呼ぶにはおぼろげすぎますが、そんなことを考えていました。
私は今回の転職で人材紹介会社を利用しました。頭では分かっていても、うまく言葉にできない自分の考えや、身につけてきたスキルを、人材紹介会社の力を借りて整理したかったのです。
今でこそ言語化の大切さはわかりますが、当時はあまり分からっておらず…。なんとなく、モヤモヤしているものを整理できれば、くらいの軽い気持ちでした。
最初は人材紹介会社から紹介してもらった企業にそのまま応募してみましたが、うまくいかなかくて。そのうち、もっと自分のことを開示してみようと思い、担当アドバイザーさんに電話やメールで何度も相談しました。
自分の考えや、やりたいこと、苦手だと思っていること…。最初の頃は難しく感じていましたが、話していくうちにアドバイザーさんが自分の中にある考えやスキルを言語化するのを助けてくれました。
その時、これがいわゆる「キャリアの棚卸し」なのか!と気付きました。情熱やスキル、キャリアがいくらあっても、言語化しなければ相手には伝わりません。そういう意味ではこの棚卸しの作業は、非常に重要なものなんだと実感しました。
販売職から人事職に挑戦するも、全敗
私にはこれまでの販売員としてのキャリアやスキルがあるので、これらを活かせる仕事がしたいと思いました。
例えば、人と携わりたい気持ちやホスピタリティを発揮できる場所。黙々としたデスクワークは自分のイメージではなかったし、誰かのために何かをすることで自分の価値も再確認できる…そんな場所でこれからのキャリアを築きたいと明確に思うようになっていきました。
棚卸しすると、こんな風に自分の考えがクリアになるのだから、やっぱり大事ですね、棚卸し。
実は自分が最初にイメージしていたのは人事職でした。採用や教育に関わることが、自分のやりたいことに近いと思っていたんです。
実際に人事職の求人にも応募したんですが、もう、全然ダメでした。書類選考すら通らない始末で。しかしこれで、企業が求めているスキルと自分が持っているスキルにズレがあるということに気付きました。
私は人事職の表面的な部分しかイメージできておらず、職種理解が浅かったことを反省しました。本当に人事職に携わっている人が求めるものと私のスキルは、多分全然違ったんでしょうね。
販売職経験を活かしたキャリアチェンジ
その後、まさに私が転職活動でお世話になっている「人材業界」に着目しました。
アドバイザーさんともコミュニケーションを取ってきて、どんな職業かは理解していましたが、さらに詳しくお聞きして職種研究を深めました。
人材業界について知れば知るほどに、自分でいままでやってきたこと、プラス人間性が活かせる仕事だと感じるようになっていったんです。
業界未経験でもチャレンジできて、これまでの経験を活かしながらキャリアアップもできる。実際に人材業界で、販売職経験者が活躍しているという事実も後押しとなり、内定までスムーズに進みました。
販売職から人材業界へ転職した今思うこと
「働き方を変えたい」が転職のきっかけでしたが、小さな例を挙げると、シフト制から土日休みに変わりました。
カレンダー通りに休める環境は魅力的だと思う反面、人ゴミは避けられないので、メリットもデメリットもありますね。平日に役所や銀行に行きやすいのがシフト制の魅力でしょうか。交代制のシフトだと残業時間も限られていますから。
休みという小さな変化よりも、私が求めていたのはもっと大きな変化です。
それは、「これからの人生をどう築いていくか」という気持ち。それを思い出すと、新しい職場でちょっと大変なことがあっても乗りきれるんです。
今回の転職は新しい業界へのチャレンジとなりましたが、これまでの経験を活かせるという点は、仕事をする上で自信になっています。人材紹介業界と販売職はフィールドがまったく異なりますが、私がこだわっていた「人に携わる」「ホスピタリティ」の部分は、ダイレクトにつながるんですよね。
もちろん今までの経験だけでは人材紹介の仕事は務まらないので、新しい知識を増やすべくいろんな業界・職種を理解しようと日々勉強しています。アドバイザーの仕事は、色々な業界や職業のことに詳しくないといけないですからね。
初めての人材紹介会社活用を振り返って
最初の面談だけじゃなく、その後何度もアドバイザーに相談できたことは大きかったです。自分の中にあった意識を言語化するという工程で、非常に力を貸してもらいました。自分でも事前にそれなりに準備したつもりでしたが、やっぱりプロに相談してよかったです。
あとは、こんなに誰かに仕事への思いを話したこともなかったので、自分が求めていることが何なのかという自己理解が深まりました。
人生で一度くらい、とことん自分と向き合う時間を作るのも悪くないですね!転職を考えている皆さんも、一度人材紹介会社に相談してはいかがでしょうか。きっと、色々なサポートをしてくれるはずです。
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