子供の頃、どんな仕事に憧れていましたか?大人になった今、その夢は叶いましたか―?

転職の地図ではこの度、20歳以上の働く男女50人を対象に「10代の頃に憧れていた職業や働き方についてのアンケート」を実施し、結果をまとめました。

10代の頃に憧れていた仕事や働き方は?

「10代の頃憧れていた職業や働き方」について聞いたところ、「プロ野球選手!」(20代後半・男性)、「バンドマン」(20代後半・男性)、「宇宙飛行士」(30代前半・男性)といった夢のある仕事をはじめ、「マーチャンダイザー」(20代後半・女性)、「システムエンジニア」(30代後半・女性)など、より具体的な職業をあげる人も。

その他「1人でできて、海外に関係する仕事」(30代前半・男性)、「定時で帰れる仕事」(20代後半・男性)といった「働き方」に憧れを持っていたという意見もありました。

また、女性の回答には「丸の内OLのようなキラキラ、バリバリ働く女性」(20代後半・女性)「キャリアウーマンになって、管理職で会社をまわす」(30代前半・女性)といった、キャリア指向強めの意見が目立ちました。

憧れていた仕事に就いている人はたった2人!

「現在の職業は、10代の頃憧れていた仕事ですか?」という質問に対し「ズバリ憧れの仕事!」と回答した人は、50人中たった2人という結果に。

一方で「全然違う仕事」「むしろやりたくなかった仕事」と回答した人の合計は28人。「10代で仕事に憧れなど持っていなかった」と回答した人も11人に上りました。

夢を叶えることと、仕事を楽しむことは別問題!?

続いて「現在仕事を楽しめていますか?」と質問したところ、40人が「心底楽しんでいる」「それなりに楽しんでいる」と回答しました。中には「子供の頃にはやりたくないと思っていた仕事についたけれど、心底楽しめている」(40代・男性)といった意見も。逆に「憧れにまあまあ近い仕事をしているけれど、楽しめているとは言えない」(30前半代・女性)との回答もあり「憧れの職業に就ければ、仕事は楽しい」という単純なものではないことがうかがえます。

今回のアンケートは「子供の頃の夢を叶える人は少ない」というやや切ない結果となってしまいました。しかし、夢を叶えなかった多くの人が今の仕事を楽しんでいることから「夢を叶えることと今を楽しむことは別問題」との見方もできるのではないでしょうか。

職種や仕事内容だけにこだわって「やりたい仕事が見つからない」、「どんな仕事が向いているのかわからない」と悩む前に、まずは目の前にある仕事を全力で楽しむ工夫をしてみる。これが、最短距離で天職にたどり着く方法なのかもしれません。

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