家電販売店での販売営業から、海外法人営業として転職を果たした城生さん。学生時代は、留学先から帰国すると就職活動がはじまっていて周りに大きく遅れをとっていたところからのスタートだったそうです。

城生光城さん 29歳

Profile

城生光城さん 29歳

転職前の仕事:家電量販店 販売営業
転職後の仕事:株式会社TWO keskin/海外事業部

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中国語を活かせる仕事がしたい。

中国に興味を抱いたのは、大学時代に書道部で中国の文化や歴史を学び始めたことがきっかけでした。文化の違いが衝撃的で、現地で学びたいと思い、大学3年の終わりに1年間休学し北京留学をしていました。

新卒で入社した会社は、当時、中国含むグローバル展開を目指していました。「中国語のスキルを活かせるかな」と考えて入社を決めました。

6年半続けた家電販売員から、転職を決意した理由

新卒で入社し6年半、役職なしで主に店頭販売を担当。接客はもちろん、値段・在庫など、数字意識が強くないと競合と戦えない状況でした。

家電販売員の仕事内容は、毎日同じことの繰り返しと感じることもある一方で、管理職のような業務も担当できました。メイン業務と管理職業務をこなしたことで、逆にキャリアアップのイメージが掴めませんでした。

役職こそないものの、管理職の仕事はもう既にやっていることばかり。このまま仕事を続けていても変わらないと思いました。

とはいえ、すっかり慣れた家電販売の仕事から新しい環境へチャレンジすることに対して、恐怖感があったことも事実。転職については慎重でした。

転職を決断したのは、もうすぐ30歳になる年齢の節目だったから。今しかないと思い転職を決断しました。

エージェント2社を選び、転職活動を開始

転職をはじめるにあたり、まずは大手転職サイトに登録。しかしどうしても情報を受け取るだけの「受け身」になっていて、内定が出る気がしませんでした。

そんな中、転職エージェントの存在を知り、4社ほど登録。

希望に沿う提案がなく、すぐにお断りしたエージェントさんもありましたが、転職エージェント・MAPともう1社はとても親身になってくれました。

MAPさんではキャッチボールしながらの面談。自然と志望する進路が絞れていきました。転職軸になったのは「自己成長できる環境」であること。中国語のスキルを使いたいという強い気持ちもありました。

転職活動をはじめた頃、複数エージェントを利用して活動していいのかわからず、MAPの担当アドバイザーさんに

「もう1社、別の転職エージェントさんを使っているのですが、いいですか?」

と質問したことがありました。

「もちろんです。自分に合うエージェントで進めた方が良いですよ」

とすぐに回答をもらい、安心して転職活動を進めることができました。

学生時代の留学経験が活きた転職活動

面接でも積極性や内面、中国語のスキルなどを評価していただいたとのことで、本当に嬉しいです。

家電販売員から転職し、現在の会社に入社してしばらく経ちますが、社内の色々な業務に携わらせてもらっています。本当に入社してよかったと感じていますね。

私の会社は企業に対して自社製品を提案していて。家電量販店業界にいた私にとっては異業界での法人営業。これまでのフランクな販売接客業とは違うので入社後はまずビジネスマナーの覚え直しから始まりました。

現在は、中国語をどうしても使いたいという私の希望が通り、海外事業部に配属しています。私の部署には様々な外国人スタッフがいますが、メイン業務は海外の企業開拓です。

英語と中国語を磨いてスキルアップしたい

数年先の目標は、英語と中国語のスキルを更に身につけること。英語に関しては、海外事業部内でのコミュニケーションを円滑にするのは勿論、他部署とのスムーズな連携役を自身が担っていきたいです。

中国語も1年の留学では足りないと感じています。中国での商談は中国人スタッフとの同行ですが、そのサポートが不要になって、1人で完全に商談を進められるまでになりたいです。

「自社製品を誰もが知っているものになれば、少しでも世に広まれば」と切に思います。

転職活動中の人へアドバイス

転職活動を始めた当初、かなり絞り込んで企業を選んでいましたが、それによって真に志望する企業に出会うのが遅れてしまった。そこが反省点です。なので第3者の視点を借りて考えるということは重要です。

そして腐らないことが大切。私も合計8社の企業を受けて、ほぼ1次面接で落とされました。そんな時に投げやりにならないこと。選考のたびに毎回振り返って、「本当にこの企業で良いのか?」と確認し、自分をブラッシュアップしていくことが重要ですね。

「●●に入社したい」という願望が、「入社する」という確信になる時がある。そういう企業こそ大切にしてください。曖昧なまま闇雲に選考を受けるのは、勿体ないと思います。

エージェントの選び方のポイントは人柄と求職者に対しての連絡体制。レスポンスの速さや、こちらをつついてくれるタイミングを見ていくといいと思います。電話対応でも十分、信頼できるかわかります。その点ではMAPさんは間違いなかったですね。アドバイザーさんの人柄はもちろん、何よりレスポンスが速かった。連絡に使っていた365のアプリもチャット形式でとても使いやすく、便利でした。

私の経験が、皆さんの参考に少しでもなれば幸いです。

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