未経験から念願のデータデータアナリスト職への転身に成功したY・Kさん。効率的に転職活動を進める具体的なコツや、入社スケジュールから逆算して行動することの重要性についてお話いただきました。

Y・Kさん 28歳

Profile

Y・Kさん 28歳

社会人7年目
1社目:大手小売業界 接客販売
2社目:大手旅行会社 営業職
転職後:マーケティング会社 データアナリスト

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データ分析やマーケティングへの興味

私は大学生時代に統計学のゼミに入っており、もともとデータ分析やマーケティングに興味がありました。でも、マーケティング会社はなんだかハードルが高すぎる気がして、売り場でダイレクトに購買行動が学べる小売業界大手に就職。以降3年間接客業に従事しました。

接客の仕事は深夜まで残業が続くなど、労働環境はかなり厳しかったんです。この働き方は長く続けられないと考え、転職を決意しました。

転職サイトを活用して入社した転職先は、異業種の旅行業でした。現場にいながらバックオフィスのスキルも身につくような仕事がしたくて選んだこの会社では、店舗業務を経験した後営業職に。ルート営業で既存顧客を回る日々が続きました。

営業として毎日接するクライアントは、バリバリの外資系。ハードながらイキイキと働いている社外の人たちに影響を受け、今の環境に甘んじていては将来的に積み上げられるキャリアに大きな差が出てくるのではないかと、ふたたび危機感を覚えはじめました。

データアナリストに転職するなら、今しかない

前回転職したのは25歳のとき。若さでがんばります!の「根性論」でどうにかなるという気持ちがありました。

しかし現在は28歳。もう6年も社会人を経験しています。

30代からはこれまでの経験を活かして活躍するフェーズに入ると考えると、28歳の今がギリギリライン。すぐにでも本来やりたかった方向へ舵を切ったほうがよいのでは・・・。

もう28歳。でも、今後の人生の中で、今が一番若い!そう考えるうちに、2度目の転職に向けて一気に火が付きました。

とはいえ、自分の市場価値も、希望年収が現実的なものなのかもわからない。若さで勝負できた前回とは違い、自力での転職活動は難しい。検討した結果、夜中まで転職サイトで求人を漁るようなやり方はやめて、転職エージェントを活用して効率的な転職活動を進めることにしました。

マーケ視点で見れば、転職エージェントもビジネスですし、スカウトメールもマーケティングの一種。優秀なエージェントほどどういうメールが効果的か考えているはずだと仮定し、一括送信ではなく、私の経歴を確認した上でスカウトしてくれたであろうエージェントのメールにのみ返信していました。

そのうちの一社が転職エージェント・MAPでした。

数字を扱う仕事にこだわって転職活動

転職活動開始にあたり改めて振り返ってみると、1社目の接客でも、2社目の営業でも、一貫して数字にこだわった仕事をしてきました。データを根拠に行動を組み立てていくスタイルがしっくりくるし、また、強みでもあると自負しています。

自己分析から「数字を扱う仕事」という軸を固めた私は、MAPの担当アドバイザーさんにその要望を伝え、該当する求人を紹介してもらいました。

未経験者が応募可能な求人自体少ないのでは?と危惧していましたが、アドバイザーさんが様々な角度から提案してくれたこともあり、6社程度の候補があがりました。

アドバイザーさんとは専用のチャットアプリ「365(サンロクゴ)」で連絡を取り合っていたので、応募から選考までとにかくスムーズでした。メールだと他のメールや迷惑メールに埋もれて確認しにくいんですよね。その点、365はすぐに対応することができて助かりました。

退職のタイミングから逆算して転職活動

転職すると決めてから、引き継ぎに必要な期間や退職のタイミングから逆算して、いつまでに内定をとる!と期限を切りました。自分を鼓舞する意味でも会社に

「退職を検討しています、これから転職活動に入ります!」

と宣言して。

仕事しながら効率よく転職活動を行うために、アドバイザーさんの

「午前休を活用すると会社にも仕事への影響が少なく動きやすいですよ」

というアドバイスにならい、午前休を取って面接に行き、午後は出社というスケジュールで動きました。

もちろん、終業後に面接をお願いすることもできますが、面接官も夜は疲れているでしょうし、午前中にお会いするほうがポジティブな印象を残せるように思います。

また、MAPの企業営業担当・菊池さんには

「採用される側であっても、ご自身も企業を選んでいるという気持ちを持ってください」

と主体的に転職活動に挑むようアドバイスを受けました。

受かったから、行く。ではなく、私自身が選んで、入社する。企業に選ばれるだけでなく、自分自身も企業を選ぶ立場にあるということを認識し、自信を持って面談に挑むことができました。

未経験からデータアナリストへの転職に成功!

28歳、未経験から念願だった「数字を扱う仕事」であるデータアナリストとして入社し、早1ヶ月が経ちました。

二次面接終了後に社内見学をさせてもらった時は、オフィスのあまりの静かさ、会話のなさにびっくりしました。誰も一言も話さないけれど、仕事への静かな情熱のようなものがタイピング音からも伝わってきて

「この環境なら、自分も成長できる」

と強く感じたのを今も覚えています。

入社して自分がチームの一員となってもその時の印象は変わらず、仕事が好きで、より精度の高いデータを求められるよろこびを追求している人が多いなと感じています。

私は今後の活躍と成長を見据えたポテンシャル枠で、未経験から採用してもらいました。今後はもっと勉強して、一人前のアナリストを目指します!

転職活動を始める人へのアドバイス

いつまでに転職するか、自分で期限を切って活動する!求人情報は日々変化するので、期日を決めないとひたすら迷うだけです。どうしても辞めたい、なんとしてでもキャリアを変えたいと考えるなら、入社スケジュールから逆算して計画的に行動をすることが大事だと思います。

担当アドバイザーのコメント

初めてお会いしたときから、明るくてトークが面白い方だな、と思っておりました!

仕事に対するご自身のお考えもしっかりお持ちで、しかしアドバイスもしっかりと聞いたくださる、相談に乗っていて「この人と働きたい」と、こちらも思える方でした。

能動的に転職活動をされる方は、不思議と良い企業を引き寄せるというか、運命みたいに決まることが多々あるんですよね。Y・Kさんの転職も、そのパターンだったと思います!

今後は大好きな「分析」にたくさん触れていただけたなら、私も嬉しいです!

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