24歳で3度目の転職。転職回数の多さは、強みにも変えられる。

内定・転職者の声
<プロフィール>
H.Mさん 転職時年齢 24歳
転職前の仕事:インサイドセールス担当(派遣社員)
転職後の仕事:コンサルティング営業(正社員)

1社目は5ヵ月、2社目は10ヵ月で退職し、今回3度目の転職にチャレンジしたH.Mさん。希望していた営業職での入社が決まりました。転職回数の多さをネガティブに捉えず、むしろ強みにできると考えている理由についてお聞きしました。

営業の仕事は、楽しい!

今回の転職が3社目になりますが、一貫して営業職にこだわってきました。

とにかく人と関わるのが好き。話すことが好きで、じっとしていられない。そんな性格の私には営業が向いているだろうと学生の頃から思っていたんです。

営業はノルマや数字のプレッシャーとか、コミュニケーションの難しさがストレスになると思われることも多いけれど、私はむしろ定量的な結果を出したり、数字で人から評価される仕事がしたい。褒められたい、感謝されたいという気持ちも強いので、営業適正ありと確信していました。

実際に働き始めてからもその想いが揺らぐことはなく、営業の仕事は楽しかったです。1社目はベンチャーだったこともあり、入社してからの研修期間はほんの1週間ほどしかなく、後は現場に出て実践で覚える!という体質だったのですが、割と早い段階でアポも取れ、大きくつまづくことはありませんでした。

やりがいのある仕事を辞めた理由

入社してすぐに仕事を楽しめていた私が、その後結局5ヵ月という短期間で退職した背景には、複雑な理由がありました。

1社目では自社商材の法人営業を担当していたのですが、何件か成約した後に社内事情による契約内容の変更など、お客様の信頼を失ってしまうようなトラブルが頻発したんです。プロジェクトの営業担当は全員が新卒社員で、責任者は多忙な役員。まだ経験の浅い私たちメンバーをフォローしてくれる先輩は誰もおらず、徐々に新卒社員の中に不安が広がっていきました。

せっかく契約に至ったお客様を失望させる結果になった悔しさと同時に、この会社にいて大丈夫なのかという不信感も芽生えました。

会社の体質に不安はあるものの、入社して数か月で辞めるのは早すぎる。最低でも1年くらいは我慢して続けるべきじゃないのか?そんな葛藤がありましたが、会社に対する不信感を抱いたまま嫌々仕事を続けていても仕方ない。そう判断し、入社5ヵ月での早期退職に至りました。

就活がストレスだった学生時代

退職するか否か迷っている時、珍しく両親に相談しました。

私はこれまで何をするにも即断即決で、親にもほとんど相談することなく進路を決めてきました。親も自分の好きにすればいいというスタンスだったので、やりたいようにやらせてもらっていて。でも、就活中だけは

「もう少しじっくりと検討してから仕事を決めたほうがいい」

と言われたんです。親が私の進路に意見をするのはこれが初めてのことでした。でも、私はとにかく早く就活を終わらせたい一心で、内定が出た企業にさっさと決めてしまいました。

というのも、就活が嫌で嫌で、かなりストレスが溜まっていたんです。

売り手市場だとは言われているけれど、落ちるときは落ちるし、面談はお互い本音を明かさない上辺だけのやり取りを交わして、どこか空虚な時間が流れる。就活開始当初からこんなことは長く続けられないと感じていたので、あまり深く考えることなく就職先を決めてしまいました。

母自身も転職を経験していて、私の会社のトラブルについても話していたので、早期退職への反対はありませんでした。

「あなたが楽しく働いていることが一番の親孝行。まだ若いんだし、派遣でもいいからいろんな経験をしてみてもいいんじゃない?」

と言ってくれて、救われました。

母のアドバイスもあり、1社目を退職した翌日から、派遣社員として求人広告会社で働き始めました。

派遣で手に入れた、新たな営業スキル

派遣社員として入社した2社目ではインサイドセールスを担当。私の仕事は電話でアポを取るところまでで、実際折衝を担当するのは他の営業メンバーでした。

本当は対面営業がしたいし、得意でもあったのですが、営業経験をアピールして転職活動できるほどのキャリアはまだない。ブランク期間を取らず、すぐに働き始められて、次に動きやすいからという理由で選んだ派遣の仕事でしたが、獲得したアポを営業担当にパスしながらも

「私がこのまま担当できたら、絶対契約に繋げられるのに」

なんて考えていました。

アポ取りまでしかできないもどかしさはありましたが、この仕事のおかげで新たなスキルを身に着けることもできました。例えば、誰に渡してもその先に進められるアポの取り方、電話の段階で必ず聞いておくべき要点の整理、メール対応に必要な文章力など。これらは、前職では学べなかったことです。

ネットの口コミは、何を信じればいいのかわからない

求人広告を取り扱う会社にいたこともあって、転職エージェントの存在は知っていました。ちょうど転職活動を始めようと決意したタイミングで、MAPからスカウトメールが届いたんです。

初回面談で初めて担当の三枝さんと話して、素直にいい人だなと感じました。実は同時期にとある企業からの直接オファーももらっていて、その企業への応募の件まで三枝さんに相談したのですが、親身になってアドバイスをくれました。

自分の仕事とは直接関係ない他社への応募について相談しているのに、ここまでちゃんと聞いてくれるなんて、すごいなと。

実は学生の頃、例のストレスフルな就活時代にも、エージェントを利用していたんです。その時はイマイチ頼り方がわからないというか、希望と全然違う求人を薦められたりもしたので、結局すぐに利用を止めてしまいました。

でも、自力での転職活動は大変ですよね。応募したい企業が決まっても、口コミを検索したら絶対に悪い噂を目にして不安になってしまうし、ネットの情報はたくさんありすぎて、どれを信じればいいのかわからなくなる。

その点、今回は上手くいったと思っています。三枝さんには思いつくままに要望をぶつけて、自分の希望する方向性を整理してもらって。「壁打ち」みたいな感じでしょうか。話しているうちに、自分が本当にやりたい仕事の方向性が定まっていく実感がありました。

三枝さんだけじゃなく、企業側の営業担当者さん(鶴居)もサポートして下さいました。実際に入社してからじゃないとわからないことは多いですが、社内の環境とか、社風を事前に知ることができたのは安心につながりました。

担当アドバイザーの三枝(右)と鶴居(左)

24歳で3社を経験。転職回数の多さは、強みになると思う

私の年齢で転職を経験している人は多くはないかもしれませんが、転職回数の多さはマイナス要因ではなく、むしろ強みにできると思っています。

いろんな会社で違ったスキルを得ればその分経験値は上がるし、新しい環境に素早く対応する力もついて、当然人脈だって広がる。

今回も面接時になぜ早期退職したのかという質問を受けたのですが、私自身は1社目のトラブルについて、あまり触れたくなかったんです。詳しく話すとどうしても会社に問題があって辞めざるをえなかった、という表現になってしまうのが嫌だったので。

でも、希少な体験だからか面接官の方がとても興味を持って下さって話が盛り上がり、手応えある面接になったんですよね。結果、内定をいただいたので、あの辛い経験さえも強みにできるんだと痛感しています。

4月から始めた転職活動。今回もブランクを開けたくなかったので、現職を6月末で退職して、7月から新しい会社への入社が決まっています。念願の営業職、早く会社に馴染んで、仕事を覚えて、結果を出したい。

この先のキャリアがどうなるかはわかりませんが、営業力は汎用性が高いスキルだし、この先必ず役に立つはず。だから今は、営業の仕事をとことん極めたいです。

転職活動をはじめる人へのアドバイス

・やる気があれば転職できる
転職活動はかなりのパワーが必要ですが、本気になれば絶対成功できると思うんです。私も以前何度か転職しようかなと考えたタイミングはありましたが、本気度が足りず行動できなかった。本気になったら忙しくても真剣に取り組めるはず!

・転職回数は気にしなくていい
転職回数の多さはもう変えられないので、むしろ経験値の高さであるとプラスに捉えたほうがいい。世間体や常識より、自分の気持ちに正直になりましょう。

・エージェントは「壁打ち」に使う
エージェント担当者には遠慮せずどんどん話すべし。思いを言語化することでやりたい方向性が見えてくるし、新たな気づきもあります。エージェントの人にどう思われるかなんて気にしないで、要望をハッキリ伝えるといいと思います。

<担当アドバイザー 三枝より>
「人懐っこくて、思い立ったら即行動。バイタリティ溢れる働きウーマン」H.Mさんに出会った頃のイメージは、現在も私の中で継続されています。たくさんお話して、たくさん一緒に悩みましたね。現実は甘いものではなかったはず。それでも自分と向き合うことから逃げない強さがありました。これからは存分に吸収して、大好きな営業で活躍していってください!
【プロフィール】三枝舞子(MAIKO MIEDA)
千葉県出身。大学時代に演劇を始め、観たり創ったりの学生生活を送る。卒業後は演劇プロデューサーや関連会社の営業などに携わった後、MAPに入社。おしゃべり、お酒、ミュージカルが大好き。