経営陣に近いポジションで働いて成長したい!転職で実現した理想の働き方とは?
経営陣に近いポジションで仕事をして、圧倒的な成長を遂げたい!そんな想いから転職を決意したHさん。現在は転職先のX Mile株式会社で人事を担当しているHさんに、希望を叶えるために役員面接で確認したこと、入社後に感じたギャップなどをお話しいただきました。
夢を諦めた経験から生まれた、成功への想い
私は母子家庭の5人兄弟の長男として生まれ育ちました。
幼少期の夢はプロサッカー選手になって成功すること。日本代表で日本トップのドリブラーとして活躍することを夢見ていました。
小柄だったこともあり、みんながやらない地道なドリブルやリフティングの自主練習を毎晩2時間以上続けるなど、技術向上のための努力は惜しみませんでした。その努力が実って、プロチームの下部組織からオファーを頂き入部することも叶いました。
しかし中学に入り、他選手との体格差や、プロになる難しさなど、現実を目の当たりにして挫折。このまま技術を磨いてもプロへの道は非現実的であると考え、高校ではプロチームの下部組織ではなく、公立高校のサッカー部に入部しました。
「自分は賢い選択をしたんだー」そう自分自身に言い聞かせていましたが、中学時代の仲間が一歩ずつプロの世界に近づいていく様を見て「どうしてあの時逃げてしまったんだろう?」と深く後悔しました。
この経験から「人生一回きりしかないのだから、後悔しない選択をしよう」と考えるようになり、ビジネスの世界で成功することを心に誓いました。
ビジネスの世界で成功するために、大学を中退
サッカーでの挫折と後悔から、自分が圧倒的に成長できる環境を求めて就職活動を開始。スマートデータ社会の実現に本気で取り組んでいる姿勢に強く惹かれ、ITベンチャー企業への入社を決意しました。
実はこの企業には21卒として内定をいただいたのですが、ビジネスの世界で成功するためには少しも時間を無駄にできないと思い、大学を中退。卒業を待たずに働き始める選択をしました。
入社後は開発の上流工程である要件定義部署に配属され、プロダクト改善や社内提案を担当しました。
このポジションへの配属は、新卒メンバーとしては初めてのこと。しかし働いているうちに、経営陣の側で仕事ができるようになるまでには、最短でも3年以上かかることがわかりました。
優秀な社員の方が多い環境だったのですが、3年という期間の長さに居ても立ってもいられず…。より経営陣の近くで学べる環境を求め、入社1年弱で転職を決心しました。
転職エージェントの紹介で「ビビッと来た」X Mileに入社
転職活動では、エージェントを数社利用しました。そのうちのひとつ、MAPのアドバイザーの村上さんは「他社と比べて、真摯に向き合ってくれる担当者さんだな」と感じました。
初めての転職活動、1年弱での退職、コロナ影響下。正直、転職活動には不安な思いがありました。
そんな中、村上さんは「将来どうなりたいか」「そのためにファーストキャリアで何を大事にすべきか」「それはどこで叶うのか」をディスカッションしながら、転職活動に伴走してくださいました。
村上さんからX Mileを紹介された時「ビビッと来た、ここだな」という印象がありました。
今後急成長するであろう会社で、初期の少数精鋭部隊に入ることは、前職で実現できなかったこと。「国の血液」とも言われる物流業界を、ITとテクノロジーの力で解決するー。そんな膨大なミッションにも魅力を感じました。
村上さんが
「私は転職支援を10年弱経験してきて、何千人、何百社と見ています。圧倒的な裁量権や成長を求めているのであれば、この会社で間違いない。Hさんには本当にぴったりの会社だと思います」
と言い切ってくださったのも心強かったです。
村上さんには面接官からのFBの共有や、次回面接に向けた対策などもサポートしていただきました。特に「キャリアの棚卸し」を丁寧に手伝っていただいたことで、自分は何を大事にしたいのか、将来どうなりたいのかを明確に言語化することができ、X Mile入社への意思決定ができました。
村上さんの対応は、転職活動時だけなく、現在自分自身が人事の立場でさまざまな方の就職・転職を考える上でも役立っており、非常に感謝しています。
X Mileに入社した理由、入社後に感じたギャップ
転職先にX Mileを選択した最も大きな理由は「会社の創業メンバーとして経営陣直下で働ける環境」が用意されていたことです。
役員面接では、いつ、どの段階で、どれほどの結果を残せば、経営陣と仕事する環境を自分が手に入れられるのかを明確に示していただき、完全結果主義であるこの会社に惚れました。
加えて、改善余地があり、課題解決することで世の中に大きなインパクトを与えられるレガシー産業というマーケットに挑戦していることや、精密な事業計画に更に惚れ、入社を決意しました。この経営陣の下で組織作りに携わりたいと心から思えたことも、決断理由の一つです。
前職は良くも悪くもトップダウン型の会社であったため、任された膨大な仕事量をこなすことで手一杯でした。しかしボトムアップ型で自主経営を大事にしているX Mileでは、成果を出すために自ら考えて実行する主体性が常に求められたため、良い意味でギャップを感じました。
また、面倒見の良い方が多く、わからないことなどは気軽に相談でき、誰でも即座にFBしてくれて丁寧な方ばかりという印象を持ちました。ここに関しては、メンバーから経営陣まで、役職にかかわらず今でも本当に変わらないなと思います。
そして失敗に対してポジティブに捉えてもらえる社風にもよい意味でのギャップを感じました。
ベンチャー企業は特に、成果が出ない時に
「なんで成果がでないの?成果出ないならこの仕事外れていいよ」
などと「詰められる」ような風潮がある企業も多いかと思います。
一方で、X Mileは成果が出ていない『人』ではなく『コト』に向き合い
「何が課題で、次どうすれば成果が出るかな」
というように、セカンドチャンスを与える風潮や、失敗から学ぶスタンスを大事にしている会社だと感じました。
X Mileには僕のように、経営者の近くで働く環境を求めて入社したメンバーもいれば、仕事と遊びを上手く両立している人間、とにかく負けず嫌いで徹底的に結果にこだわる人間など、多種多様なメンバーが在籍しています。
ただ1つ共通していることは、今を全力で生きているメンバーの集まりということ。
X Mileが掲げるバリュー(行動指針)のひとつである「人生一回(JSIK)」のように、何事にも全力で取り組む姿勢は皆共通しているのかなと思います。
経営直下で働くことで、成長を実感
創業フェーズに参画し、経営陣直下で働くことで、少しずつですが経営視点・視座で物事を考えられるようになってきました。
入社当時は目前の個人目標達成のみに執着して場当たり的、近視眼的に仕事に取り組んでいました。しかし最近は、半年先や1年先の会社の目指すべき姿や事業戦略、組織戦略から逆算して考えるようになりました。
目前の目標達成だけでなく、どうすれば目標を120%、150%、200%とスケールさせられるか。どのように再現性を担保できるか。そんな観点で考えられるようになってきたと思っています。
今後会社として最も取り組みたいことは、組織創りですね。自分自身、前職の企業やリクルート社のような、熱狂的な組織が大好き。組織として1つの目標に向かって一心不乱に取り組める事業家集団を創りたいです。
個人としては、最年少執行役員になりたいなという憧れがあります(笑)。CEOの野呂、COOの渡邊に継ぐ会社の逸材になりたい、貢献したいという思いもあります。
転職活動中の人へのアドバイス
学生時代と社会人としての人生は別世界です。これまでの後悔や挫折経験を思い出し、第二の人生として、人生一回(JSIK)の精神を持ち、後悔しない人生を歩んで欲しいです。
その上で、どのような業界で、どのような仕事を通じて、どのような人生を歩みたいのか。自身が何に挑戦するのかを考えて、会社選びができるといいんじゃないかなと思います。
(写真提供:X Mile株式会社)
担当アドバイザーのコメント
仕事に対する熱意が非常に高く、面接の場でも怯むことなくまっすぐに意見が言える方でした。その熱意が伝わり、他にも数社から内定が出ていたのですが、物流という大きなマーケットへの挑戦や、企業としての成長が期待できる環境は、ハングリー精神旺盛なHさんにぴったり!部署の垣根なく、裁量の大きい仕事にチャレンジできるX Mileへの入社を強くお勧めしました。今後益々のご活躍を楽しみにしています。
大学中退や早期離職は、転職活動でマイナス要素になってしまうことが少なくありません。一般応募では書類選考を通過し難いご経歴でも、エージェントの活用によってスムーズに進むケースは多々ありますので、まずはお気軽にご相談下さい。
今回のお悩み相談員
転職エージェントMAP 村上美智子
ブライダル業界で接客からマネジメント、海外赴任に販促企画まで幅広く経験したのち、アドバイザーに転身。現在は保育園へ通う子供に「初めての体験」をさせることに夢中。
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