転職活動やキャリアについての悩みや疑問に、現役キャリアアドバイザーが答える「転職お悩み相談室」。今回は27歳・インフラエンジニアの男性からのお悩み相談です。

インフラエンジニア・男性(27歳)の転職お悩み

新卒で入社したIT企業でネットワーク系のインフラエンジニアとして勤務しています。

社内の人間関係は良く、後進の指導を任される立場にもなりましたが、今の会社でインフラエンジニアを続けるイメージが持てません。

リーダーになったものの、後輩の離職が相次ぎ現場の作業を離れられず、新規プロジェクトの立ち上げやマネジメント経験を積み重ねる機会が少ない状況です。そもそもインフラエンジニアは夜間の作業が多かったり、拘束時間が長かったりする割には給料が安く、労力に見合った仕事とも思えません。年を取ったら体力がついていかなくなるのではという不安もあります。

自分の強みであるコミュニケーション力を活かせるよう、大幅なキャリアチェンジも視野に入れています。とはいえ、5年間の経験を無駄にしたくはないという思いもあり、インフラエンジニアとして培ってきた知識が使える仕事に就きたいと考えています。

インフラエンジニア以外の仕事で、年収アップが叶う転職は可能でしょうか?また、どのような業界・職種を検討すべきでしょうか。

転職のプロからのアドバイス

1. インフラエンジニアは将来性のある仕事

通信ネットワークは、現代社会になくてはならないもの。その基盤を支えるITインフラエンジニアは不況下でも需要が多く、将来性も期待できる仕事です。

相談者様は仕事そのものよりも、既存現場の作業に忙殺されてスキルアップできない環境に不満があるとお見受けしますので、インフラエンジニアとして他社への転職も視野に入れてはいかがでしょうか?運用監視現場の仕事だけでなく、新規立ち上げやマネジメント業務を任せられる経験者を求める企業は多数あります。

2. プリセールスや導入コンサルも検討を

ネットワーク関連の知識は、プログラミングやアプリ開発スキルに比べて、経験を活かせる場所がどうしても限定的になりますが、IT関連の基本的な知識と経験を活かせる仕事は存在します。

例えば社内SEやIT・セキュリティコンサルタントは、インフラエンジニアとしての経験が活かせるでしょう。また、コミュニケーション力に強みがあるとのことなので、大幅な方向転換として、プリセールスや製品導入コンサルも検討しては。

営業と同行して自社製品の詳細を説明したり、導入フローの具体的な提案やサポートができるプリセールスは、主に大手電子機器メーカーなどで採用ニーズが高まっているポジション。経験を活かして年収アップも狙える仕事です。

3. エンジニアは年齢バイアスの影響が少なめ

一般的には20代よりも30代の方が転職の選択肢が狭くなる傾向があります。しかし、インフラエンジニアに関しては年齢による影響は少なめ。年齢よりもスキルセット重視での転職になる可能性が大きいといえます。

エンジニアの27歳は、まだまだキャリアパスが広がる年齢です。現時点ではまだ転職についての確固たる希望や方向性が見えていないのなら、30代、40代と将来に向けてキャリアの選択肢を広げるにはどうすべきか?という長期的な視点から考えてみてはいかがでしょうか。

インフラエンジニアとして、より専門性を極めるか、それとも別の可能性を探るか。ご希望をお聞きした上で、業界の動向を踏まえたアドバイスをいたしますので、ぜひご相談ください。

転職エージェントSwitching SaaS 貴志 麗香

今回のお悩み相談員

転職エージェントSwitching SaaS 貴志 麗香

新卒で大手ITアウトソーシング会社にてバックオフィスを経験した後、国家資格キャリアコンサルタントを取得し、人材業界へ転職。経験を元にIT、WEB、ゲーム業界の転職に特化したエージェント・Switching SaaSを立ち上げる。

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