新しい営業手法を模索してTwitterの運用を開始した3人の営業女子。SNSのビジネス活用で得られた成果と新たな課題、そして最も記憶に残ったツイートとは?今後SNS運用で結果を出したいと考えるセールスパーソンへのアドバイスもお聞きしました。(前編はこちら

SNSでも結果を出したい!営業女子のマイ・ベスト・ツイート

ーTwitterの運用で得た成果、逆に失敗した・困ったことを教えてください。

相葉:Twitterで知り合った企業の方を、自社の営業担当につなげられたことが主な成果ですね。あとは、Twitterをきっかけに法人営業の経験値が上がったこと。私自身はこれまで個人営業しか担当していなかったのですが、Twitterをきっかけに少なからずBtoBの経験ができたことで、自分自身の成長につながったと感じています。

相葉さんのベスト・ツイート


相葉:Twitterを仕事に活用することのマイナス要因は、特に思い当たらないですね。時間を取られているという感覚もないですし、反応してくれた方全員にリプライを返すのも全く苦にならない。

井崎:それはSNSコミュニケーションに適性があるってことですよ!

清水:そうそう、マメな活動は誰でもできるわけじゃない。一種の才能!

相葉:何か困ったことがあっても、フォロワーさんたちが助けてくれるって思っちゃう(笑)

ただ、私が意図したものとは違う意味合いでツイートを受け取られてしまう時はあります。人の捉え方はそれぞれだと思うので、ネガティブな反応があっても必要以上に気にしないようにしたいですね。

清水:私はやはり契約につなげられたことが一番の成果です。現在新規開拓に注力するチームに所属しているのですが、期間トップの成績を出せたこともあり、チームに貢献できていると実感しています。

あとは、取引先の担当者の方との距離感が縮まったとも感じています。普段タイムラインでお互いの日常ツイートを見かけていることで信頼関係が構築でき、商談内容が深くなったケースもあるんですよ。

清水さんの「ベスト・ツイート」


清水:一方で、SNSを使って営業活動を試みる人が急増したことの弊害は感じています。電話やメールなら絶対にしないであろう失礼な物言いを、SNSではやっちゃうアカウントも多いらしく、営業を受ける側が疲弊しているという話はよく聞きます。

電話や訪問よりも気軽にアプローチできるのがSNSの魅力ですが、社会人として最低限のマナーや気遣いは常に心掛けたいですね。

井崎:私は前向きに仕事している人をフォローしているので、純粋に情報収集ツールとしても役立っています。また、Twitterを通じて弊社のキャリア相談にご登録いただくケースも徐々に増えてきました。

想定以上のスピードでフォロワーが増えたのもうれしい点ですね。以前のように活発な営業活動ができない今、数値で結果が出せるのは、精神衛生上とてもいい。

井崎さんの「ベスト・ツイート」


井崎:ツイートに元気をもらえる一方で、自分の気分が落ち込んでいてTLを見たくない時もあります。SNSあるあるですけど、みんなが元気な様子を見て逆にしんどくなったりもするので、接し方には気を付けないと。

ありがたいことにDMで転職相談もいただくんですが、チャットでのやり取りにはどうしても限界があって。希望される方にはZOOMや対面での個別キャリア面談をご案内しています。

Twitter運用をきっかけに、今後チャレンジしたいこと

相葉:いつかライブ配信をやってみたいです!IT業界やエンジニア職への転職についてはもちろん、単純に「私としゃべりたい人集まれ!」みたいな場も作ってみたくて。noteも始めたんですが、テキストでは伝えきれないことがたくさんあるんですよね。

井崎:私もnoteにはチャレンジしたいと思っているんですが、まだ書くことが定まっていなくて計画中です。あとは…飲み動画とか?(笑)あ、顔出しじゃなくて音声配信メディアのvoicyも使ってみたいですね。

清水:私は営業ツールとしてもっと動画を活用したいと考えています。動画のインパクトって頭に残りやすいので、まずは社内の情報共有に動画を活用出来ないかと模索しているんです。新規営業で動画を効果的に使う方法なども、いろいろ考えています。

井崎:動画の活用は進めていきたいですよね。手始めに、我々でMAPグループのCMでも作りますか(笑)

相葉:いいですね!

営業女子が考える、これからのSNS

清水:営業ツールとしてSNSはまだまだいろんな可能性があるのではないでしょうか。個人的にはTwitterにマッチング機能があればいいなと思うんですよね。yentaなどのビジネスマッチングアプリはすでに存在しますが、Twitterもビジネス活用向けに進化したらいいなと。

相葉:確かに、プロフィールとツイートを見るだけでは、相手の温度感が読めないところありますもんね。

清水:既にある程度認知されているSNSと、新たな営業支援ツールやSaaS系サービスの連携とか、他アカウントとのコミュニケーションや関係性が可視化できたら面白いのでは。

井崎:私もまだ可能性はあると思っています。日本国内のTwitterユーザー数は、アメリカに次いで世界2位と言われており、特に20~30代から支持されているSNSです。でも、ほとんどは個人アカウントがあーだーこーだやるのを楽しんでいる、いわば「愚痴のメディア」ですよね。

彼氏の愚痴吐き出しアカウントが多い中で、彼氏大好きアカウントが人気になるように「仕事の愚痴カウンターとしてのポジティブビジネスアカウント」という構図が出来上がっている気がするんですよ。

清水:愚痴のメディア(笑)

井崎:なので、全体からみるとごくごく一部でしかない「ポジティブビジネス系アカウント」だけで群れるのではなく、本来の姿である「愚痴アカウント」のほうに訴求できたらより面白くなるのでは、という思いはあります。

相葉:日本でTwitterが人気なのって、リアルで本音を話せなかったり、それこそ愚痴のはけ口がないのも理由かなと。今はこうして営業活用や新たなつながりも求められるツールになっていますけど、いずれ単なる「つぶやきツール」に戻っていくのかもしれませんね。

これからSNSを始めたい、セールスパーソンへのアドバイス

清水:「マナーを忘れない!」これにつきます。手軽に使えるツールだからこそ、距離感を見誤ると大きな損失になりかねません。SNSも人同士のコミュニケーションであることを忘れてはいけないと思うんです。社名や実名を公開している場合だけでなく、匿名利用のプライベートアカウントでも、社会人としての責任を持って発信したいですね。

相葉:私は逆に、深く考えすぎるのもよくないと思うんです。あれこれ戦略を練りすぎて動けなくなるのなら、まずはやってみる!の精神で気軽にチャレンジしてみて欲しいですね。

井崎:当面は継続利用を目標に設定してみては。営業目的であれマーケティング目的であれ、継続しなければ結果は出ません。フォロワーが増えたり、反応が出始めたりすると自然に運用モチベーションはあがってくるので、まずは一定期間続けることをおすすめします。

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