【転職】職務経歴書の書き方とサンプル(ダウンロード可)
前回は履歴書の書き方についてご紹介しました。
今回は転職に必要なもう一つの書類、職務経歴書の書き方についてご紹介します。
職務経歴書は転職する上で欠かせない必要書類です。
数多くテンプレートがありますので、
自分の書きやすい職務経歴書を準備しましょう。
職務経歴書とは?
職務経歴書は、基本情報を掲載している履歴書と異なり、これまでの職務の経験で身についたスキルや成功体験、自己PRなどの詳細を記載できる書類です。転職活動において、この職務経歴書が大きな鍵を握ると言っても過言ではありません。定型のフォーマットが無いため、どのように書いて良いのか迷う人も多いようです。でも、ご安心ください。こちらにサンプルをご用意しました。
職務経歴書の書き方
さて、、職務経歴書は大きく4つの要素からできています。
- 職務要約・・・簡潔に学校卒業からどういう仕事をしてきたか
- 職務経歴・・・実際に行ってきた業務・結果・工夫してきたポイント
- 活かせる経験・知識・技術・・・以上のことからどのように志望企業で活躍できるか
- 自己PR・・・意識して取り組んできたことや得意とすること
職務経歴/活かせる経験・知識・技術/自己PR
各項目ごとに書き方を見ていきます。
具体的なポイントを抑えれていきましょう。
職務経歴の書き方
職務経歴の必要な情報とその例は下記の通りです。
〇事業内容(HPより確認):●●事業
〇資本金・売上高・従業員数(HPより確認):990万円 年商3億円 従業員数55人
〇業務内容と期間(◯◯年◯月~◯◯年◯月):20××年9月~現在
┗担当業務や実績・功績:担当していた業務について、またその実績や功績を記載します。(MVP受賞など)
(もし部署異動などがあった際は、この下に同じように仕事内容と期間を記載していきます。)
活かせる経験・知識・技術の書き方
活かせる経験・知識・技術については、どのようなスキルがあるのかを先に提示して文章で解説するスタイルをおすすめします。例えばサンプルにあるように
仮説検証型の営業スタイルを心掛けています。ヒアリング~仮説構築~課題解決法の提案といった一連の流れをクライアントに対して行っておりました。その中でもヒアリングに注力することで、顧客自身も気づいていない潜在ニーズを探り当て提案。密に連携をとることで顧客によろこばれるスタイルを確立。
自分個人の営業活動だけではなく、上司や他部門の営業担当と同行を重ねることで、組織一体となって課題解決にあたるという方法をとっています。目標と手段を見失わないようチームの動きには常に敏感であり続けられるよう連携をとってきました。また、大きな提案の際にはプレゼン力を磨くだけではなく組織として取り組む姿勢を示すことで、顧客からの信頼も勝ち得たと考えています。
のような書き方です。自分のスキルはどのようなものがあるか、振り返ってみましょう。
自己PRの書き方
┗コミュニケーション力に関するエピソード
┗目標達成意欲に関するエピソード
┗ストレス耐性に関するエピソード
…等、具体的な体験談を交えて簡潔に記載します。盛り込みすぎると文章が長くなってしまう上に、面接で話すことがなくなってしまいますので「面接で、この部分をもっと掘り下げて聞いてみたい」と思わせるように意識してみましょう。サンプルではこのように記載していますね。
きちんと、『活かせる経験・知識・技術』と一貫性を持たせた自己PRの内容にします。
まとめ
意外と多い職務経歴書の誤字脱字。履歴書同様、誤字・脱字が無いか?言い回しが若者言葉になっていないか最終チェックも忘れないようにしましょう。
志望企業へ書面を提出する時はwordで作成後、PDF化してからの提出をおすすめです。web上に限らず、wordのままだと書式が崩れたり、コンビニでのプリント機では非対応の場合もありますので、基本的にPDFで印刷し提出するのが良いでしょう。(wordの文章が出来上がったら「名前をつけて保存」でファイル形式を「pdf」に指定し、保存すればOKです。)
採用担当者は、職務経歴書と履歴書を持って、あなたの人となりを想像します。転職を成功させるために、一つ一つの項目を大切に、自分のこれまでを振り返りながら書類作成を進めていきましょう。
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