これまで、営業職と相性の良い資格を色々ご紹介してきた「資格図鑑」シリーズ。今回は「営業職×資格」のまとめとして、掲載しきれなかった「あると便利な資格」をいくつかご紹介します。

営業力強化検定

営業力強化検定は、株式会社サーティファイが実施するオンライン検定。

PCはもちろん、スマホやタブレットからも気軽に受験できる・そしてなんと受験料が1000円という点が大きな特徴です。

そのお手軽さに目が行きがちですが、資格としても十分な内容で、成績は「基本知識」「マーケティング」「顧客対応」「営業提案」「情報管理」の5分野の正答率レーダーチャートで確認が可能。

自分の実力を試したい方、自分に足りないスキルは何かを正確に把握したい方にぴったりです。

コロナ禍の今、受験会場に足を運ぶのはなんとなく気が重い…という人も、自宅などから簡単に試験を受けられるのでおすすめですよ。

(参考:ビジネス能力検定 株式会社サーティファイ

ビジネス・キャリア検定試験

ビジネス・キャリア検定試験は、様々な分野別試験で構成された公的検定試験で、ビジネスパーソンの職務能力を客観的に判定する検定です。

あらゆる企業に共通する実務能力を見ることができるため、社員評価などに利用する企業もあるほどメジャーな試験となっています。

試験はBASIC・3級・2級・1級と4段階に分かれており、BASICは学生や新卒社会人、3級は実務経験3年程度、2級は実務経験が5年程度の方向けです。

さらに、1級はより上のマネジメントポジション(部門長など)を目指す実務経験が10年以上ある方向けと、一言にビジネス・キャリア検定試験と言ってもかなり幅広い方が対象です。

8分野42試験の中から、自分の知識・スキルにフィットする試験を選択して受験できます。(※1級は6分野、BASIC級は2分野)

単純に知識が必要なだけではなく、実務に応用できる実施能力も必要です。

求められる「知識」と「職務スキル」を習得していることを証明できる検定であり、自分の実務能力を客観的に測れることがメリットです。

2級以上は管理職として活躍できる実務能力を有しているというエビデンスになるため、管理職を目指して転職する場合、有利に働くことが多いようです。

また、ビジネス・キャリア検定試験は国内の大手企業のいくつかも社員評価の一環として導入しており、今後ますます認知度やニーズが高まると予測されます。

(参考:ビジネス・キャリア検定試験

PowerPointプレゼンテーション技能認定試験

資料作成ソフトのトップシェアを誇る、Microsoftの「PowerPoint」は、「Word」や「Excel」とともに『Office』に含まれ、多くの場面で使われています。

この試験はPowerPointの操作や資料作成技術を認定する検定試験として実施されています。

試験は初級・上級の2つがあり、いずれも実技試験(上級は知識試験もあり)で評価されます。

普段何気なく使っているPowerPointですが、可視化できるスキルとして取得してみるのもいいかもしれません。

(参考:ビジネス能力検定 株式会社サーティファイ

マネジメント検定(経営学検定)

マネジメント検定(経営学検定)は、経営に関する基礎的・専門的知識や、経営管理能力・問題解決能力を認定する民間の検定試験です。

初級・中級・上級の3つのレベルがあり、初級・中級は誰でも受験が可能です。

一方、上級は1次試験と2次試験に分かれており、上級1次試験は中級合格者、上級2次試験は上級1次合格者のみが受験することができます。

上級2次試験ではレポート提出、プレゼンテーション、グループディスカッションが盛り込まれ、合否が多角的に判断されます。

(参考:一般社団法人 日本経営協会

ITパスポート試験

ITパスポート、通常「iパス」は2009年の開始以来、多くの人が受験してきたITに関する試験です。

具体的には、新しい技術(AI、ビッグデータ、IoT etc)や新しい手法(アジャイル etc)の概要に関する知識をはじめ、経営全般(経営戦略、マーケティング、財務、法務etc)の知識、IT(セキュリティ、ネットワークetc)の知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野の総合的知識を問う試験で、ITを正しく理解し、業務に効果的にITを利活用することのできる“IT力”が身につくと定義されています。

SasSなどの業界はもちろん、どのような職業にもITが必要不可欠となっているこの時代に、是非とも取得することをおすすめしたい資格です。

ビジネスパーソンはもちろん、大学生や高校生など多くの学生も毎年受験しています。

4択の問題が100問、120分で回答。

満点が1000点で600点以上(6割)が合格なので、しっかり勉強して臨めば大丈夫です。

(参考:ITパスポート試験

自分でも色々な資格を探してみよう

こうして見ると、営業職と相性の良い資格は様々なものがあります。

ですが、営業職とは、コミュニケーションや知識・ビジネスマナーなどをバランスよく、そして深く理解し、自分のものにしていないと成り立たない仕事。

非常にベーシックなスキルが求められるポジションです。ご紹介した資格はどれも「営業職以外にも応用できる資格」なので、「最終的には営業職以外に転職したいけど、この資格を取得しても無駄かな?」と考える必要はありません。

どの資格もビジネスパーソンとして身に付けておいて損のないものばかりです。

他にも紹介しきれなかった様々な資格が世の中に存在し、日々新しい資格も開発されているので、ご自身でもぜひ一度調べてみてはいかがでしょうか。新しい発見があるかもしれません!

また、資格はないけど転職したい…という方も、こちらからぜひMAPにご相談ください!もちろん、登録やサポートなど、ご利用は全て無料なのでご安心ください。

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