転職活動やキャリアについての悩みや疑問に、現役キャリアアドバイザーが答える「転職お悩み相談室」。今回は29歳・開発エンジニアの男性からのお悩み相談です。

開発エンジニア・男性(29歳)のお悩み

大学卒業後、新卒で開発エンジニアになり、これまで2社を経験しました。

客先常駐がメインのSES企業で働いているので、プロジェクトにおいて開発元サービスのお客様と直接話す機会はありません。そのため、自分が誰のために開発しているのかわからなくなり、もっとお客様と関われる、エンジニア以外の仕事をしたいと考えています。

しかし、ずっとエンジニアとして働いてきたので、どのような仕事があるのか、自分に向いているのはどんな仕事なのか、わかりません。

自分が働くイメージがなんとなく持てない営業職は避けて、いろんな職種の面接を受けています。中でもカスタマーサクセスは自分がやりがいを感じられる気がして、興味を持っています。

自分に合った職種を、どのように探せばいいのでしょうか。また、カスタマーサクセスへの転身について、エンジニア経験との親和性を教えてください。

転職のプロによるアドバイス

1. なぜエンジニアが嫌なのか?深堀りしよう


まずはなぜエンジニアが嫌なのか?なぜ営業職は避けたいのか?理由を言語化しましょう。

何をしたいのか、何をしたくないのか。今の自分にはなにができるのか。なりたい姿ややりたいことをとにかく言語化し「なんとなく」をなくしてください。

難しい言葉を使ったり、言いたいことをうまくまとめたりすることにこだわらず「こんな人とは仕事をしたくない」「外回りの営業では体力が心配」など、思いつくことから深掘りしていくと、これまで意識していなかった譲れない条件や希望が出てくることがよくあります。

仕事へのスタンスを明確にすることは、自分に合う職種を探すための重要なポイントになります。

2. エンジニアからカスタマーサクセスへのキャリアチェンジは親和性〇

カスタマーサクセスとは文字通り「顧客の成功」をサポートする仕事。Saasサービスありきのポジションで、エンジニア経験が活かせる職種です。

開発の経験があるからこその提案もできるので、エンジニアからの転身先候補としておすすめできます。

「お客様と直接話したい」という希望も、コミュニケーションを重視するカスタマーサクセス職なら叶うのではないでしょうか。

3. 受け身ではなく、能動的な面接姿勢がポイント

何がしたいのか、という軸がない状態での面接は、受け身の姿勢になりがちです。もし運よく選考を通過し入社できても、ミスマッチで早期離職になるケースも。

面接では、企業が自分のどこに魅力を感じてくれたのか、確認する勢いで臨みましょう。

入社後に働く姿を想像しながら質問や対話をすることで、その企業のよいところを発見したり、進むべき新たな道が見つかったりするかもしれません。

転職エージェントSwitching SaaS 貴志 麗香

今回のお悩み相談員

転職エージェントSwitching SaaS 貴志 麗香

新卒で大手ITアウトソーシング会社にてバックオフィスを経験した後、国家資格キャリアコンサルタントを取得し、人材業界へ転職。経験を元にIT、WEB、ゲーム業界の転職に特化したエージェント・Switching SaaSを立ち上げる。