ベンチャーから大手への転職は難しい?ー転職お悩み相談室ー
転職活動やキャリアについての悩みや疑問に、現役キャリアアドバイザーが答える「転職お悩み相談室」。今回は28歳・ベンチャー企業で法人営業を担当する女性からのお悩み相談です。
法人営業担当・女性(28歳)の転職お悩み
新卒で入社したITベンチャー企業で、自社サービスの法人営業を担当しています。今の会社は少人数体制だからこそのスピード感があり、自分自身の成長も、やりがいも感じられる環境には満足しています。
ただ、裁量の大きな仕事を任されるようになった分、残業も増え、だんだん体力面での不安が出てきました。30歳になる頃にはもう少し落ち着いた働き方をしていたいと考え、転職を検討しています。
今後のライフステージの変化も考慮して、安定して長く働ける大手企業に転職したいのですが、友人から「大手への途中入社は狭き門で難しい」と聞き、不安になっています。
職種へのこだわりはありませんが、採用される可能性が高いのは、やはり経験のある法人営業でしょうか。ベンチャーから大手企業への転職を成功させるポイントがあれば教えてください。
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転職のプロによるアドバイス
ベンチャーから大手企業へ転職は不可能ではない
中途採用で求められるのは即戦力です。この傾向は、業界や企業規模を問わず変わりません。よって、ベンチャーでのご経験を活かして大手企業への転職に成功する可能性は十分にあります。
また、社会人として一定レベルのキャリアがあり、かつ若さと伸びしろも持ち合わせている20代後半は、転職に成功する可能性が高い時期でもあります。年齢的にも落ち着いた働き方がしたいとのことですが、面接では「入社後にどんな仕事がしたいか、どのように事業に貢献できるのか」を伝えるようにして下さい。
法人営業経験を活かせる仕事にチャレンジを
職種にはこだわらないとのことですが、転職でキャリアアップと年収アップが期待できるのは、やはりご経験のある法人営業です。
同じ法人営業でも、企業によって業務量は大きく異なります。営業職に対して体力面以外の懸念材料がないのであれば、同ポジション狙いでの転職活動をおすすめします。
営業職以外なら、営業推進やアシスタント業務にチャレンジしてみては。営業として数字を作るためどのように目標を設定し、どのように行動してきたかなど、再現性の高い営業スキルを活かしたサポートが可能であることを伝えましょう。加えて、顧客管理でExcelを活用していた、営業提案資料を作成していたなど、具体的なPCスキルもアピールできると良い印象を残せます。
採用担当者の不安材料をクリアにする
大手企業の採用担当者は、ベンチャー企業出身者に対して「大手特有のスピード感のなさを物足りなく感じるのでは?」と考える傾向があります。
採用担当者の不安材料をクリアにするため、業務の幅が広くなりがちなベンチャーではなく、分業制で仕組みが整っている組織で法人営業のスキルを極めたい、クライアントに対する提案の幅を広げるため多事業展開している大手企業で実力をつけたいなど、大手企業への転職で実現したいことを具体的に伝えるとよいでしょう。
当然ですが、大手企業に転職すれば年収や働き方などの希望がすべて叶うわけではありません。今回の転職で、何を実現したいのか。働き方の改善か、仕事のやりがいか?今一度整理をするためにも、転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。
転職エージェントは企業が求める人物像や社風、女性の働き方などの情報を多数保有しています。企業ごとに要点を押さえた面接対策も可能なので、うまく活用して転職活動をすすめてください。
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