「仕事ができる人」の共通点って何だろう?
「仕事ができる人」と聞いて、皆さんはどんな言葉をイメージしますか?
営業成績のいい人、かな…?
リーダーシップがある人じゃないかな?
せっかく働くなら、仕事ができる人になりたいものです。
一見難しそうですが、少しの工夫であなたも「仕事ができる人」になれるのです。
今回はそんな「仕事ができる人の共通点」について、いくつか挙げていきます。
仕事ができる人の特徴
仕事ができる人は、自分のことで手一杯になったりしません。
常に周囲を見て、適切な行動を取っています。
仕事ができる人の共通点①レスポンスが早い!
よく挙げられる「仕事ができる人の共通点」として、返答の早さがあります。
確認事項は翌日に持ち越さない、遅くても24時間以内には回答する。
社内チャットやメールを既読のままにせず、きちんと返答します。
- 調べごとは24時間以内に返答する(長引く場合は一報入れる)
- 確認するだけのものは2時間以内に返答する
- 電話の折り返しをそのままにしない
仕事ができる人は、相手の状況を考えているので、聞かれたことへの回答や返信が早いのです。
聞かれたこと自体を忘れてしまうのは、もってのほかです。
自分のタスクをきちんと管理できる・相手に誠実に対応すると、自ずと回答や返信は早くなるはずです。
タスク管理や誠実さは、仕事のできる・できないに直結します。
それが一番分かりやすい形で表れるのが、レスポンスの早さというわけです。
今日から早速、レスポンス早く対応しよう!
※レスポンス(response)は応答・反応という意味の言葉になります。
メールやSNSでは「レス」といわれることが多いです。
仕事ができる人の共通点②意思決定が早い
- 何か決定しなければいけないときにその場で判断を下す。
- トラブルが起きた時の対処法をすぐ共有してくれる。
- 相手任せにしない、判断・決断をするのが早い。
判断に迷った時に、指示をすぐに出してくれる人は頼りになるよね!
仕事ができる人は、意思決定が早くモタモタしません。
部下に「この先、どうすれば良いですか?」と確認された時に、すぐに指示を出せるかどうか。
マネジメント経験がないとこの辺りはなかなか難しいですが、現場の仕事を真剣にやっていればじきに知見がついてきます。
過去の事例や現在の社内の状況、コンプライアンスや自身の経験など、全てをトータルして考え、指示を即決できるかどうか。
もちろん、その指示が正しいものであるというのが前提です。
焦らず、先輩や上司の普段の姿勢を見て、勉強しておきましょう。
仕事ができる人の共通点③約束を忘れない
- 約束をきちんと覚えている
- 約束ごとの大小問わず、有言実行してくれる
- 社交辞令ではなく、約束したことを守ってくれる
「今度教える」と言われた仕事を実際に教えてもらえた時、嬉しかったな〜!
約束事の大小にかかわらずきちんと守ってくれる人に、仕事ができる人が多いのは事実です。
先ほどの「①レスポンスが早い」の部分で少し触れた、「相手に誠実に向き合う」ことができているということです。
例えば上記のように、「この仕事を今度教える」と言われて、後日実際にレクチャーがあったらどうでしょう?
約束を覚えていてもらえた喜びと、一つステップアップしたような、二重の嬉しさがあるのではないでしょうか。
約束を忘れないことはもちろんですが、相手にその先の感動も提供できると、一歩先をいくビジネスマンになれそうですね。
仕事ができる人の共通点④マネジメントができる
- 部下を育てて適材適所に配置できる
- 自分で全て対応せず、必要に応じて自走できる部下に育てることができる
- 部下に全て仕事を押し付けない
仕事ができる人はもちろん、リーダーとしても有能です。
有能なリーダーは、仕事を分担してチームを回すことができます。
一人で抱え込まず、適材適所に人員を配置し、仕事を円滑に進めて行きます。
しかし、マネジメントとは、ただあれこれ命令するだけでは成り立ちません。
自分は何もせずに偉そうにしているだけでは、周囲の信頼も無くしてしまいます。
自身が手本となるくらいの気持ちで、時には自分が動くことも必要です。
仕事ができる人の共通点⑤行動力がある
- フットワークが軽く、何事にも行動する意欲がある
- 苦手なことにも、嫌な顔をしない
- 決定事項に対してすぐ行動に移せる
声をかけた時に気持ちよく反応してもらえると、こちらも気分がよくなりますよね。
仕事ができる人は、多少苦手なことを依頼されても、顔に出さず「とりあえずやってみる」というチャレンジ精神を持っています。
どうしても不意に話しかけられると、会話に間ができてしまう…という人は、小さなことから始めてみましょう。
例えばランチのお誘いの返事などでもOKです。お誘いがあったら、元気に「行きます」と言ってみましょう!
フットワークが軽い人のイメージが生まれ、自分もそのイメージに引き寄せられて積極的になれるということもありますよ。
仕事ができる人の共通点⑤身だしなみを整えている
- 人は9割で外見を決めるといわれるように、清潔感があると好印象!
相手に不快に与えない服装は、社会人としての最低限のマナーです。
相手への配慮ができているかも見られるんだね。
身だしなみは、社内外とわず意識したいです。
クリーニングに出してあるスーツ、アイロンのかかったシャツはどんなシーンでも好印象です。
他にも、そもそも服のサイズが合っているか、ボタンは取れていないか…姿勢がいいかどうかも、ポイントです。
男性ならヒゲは剃っている(整えている)か、女性なら過度な露出がないか(肩を出した服装はオフィスでは避けた方が良いです)など。
一度、自分の身だしなみを鏡を見てチェックしてみましょう。
仕事ができる人の共通点は、他にもたくさん!
・話が端的であり明確
・人の話を聞いている/必要に応じ質問がある
・無駄な会議(MTG)をしない
・周りに仕事を押し付けない
・読書やニュースを見るなど、普段から活字に触れている
・体調管理ができている
・感情的にならない
基本的なことだけど、たくさんあるね!
今回は、仕事ができる人の共通点をご紹介しました。
ここに書かれている特徴は、どれも「仕事ができるイメージ」につながります。
特徴を行動に落とし込んでいくことも大事です。
レスポンスの早さや、気持ちの良い返事は今日から意識できそうだ!
流行も追いたいけど、まずは清潔感!身だしなみもすぐに意識できるね!
仕事ができる人は、色々なことを煩雑にしません。
あれこれ着手してやるべきことが膨大にならないように、きちんと取捨選択しています。
できなそうなら「できない」ということを、理由と一緒に述べる勇気も大切です。
「できる」と引き受けて、いざできなかった時の方が相手をがっかりさせてしまいますし、予定も狂ってしまうわけです。
自分の意見を述べるということは、間接的に相手への配慮にもつながっています。
仕事ができる人になる為に、まず、始められそうなことから少しずつチャレンジしてみましょう!
まとめ
仕事ができる人の共通点、あなたはいくつ当てはまりましたか?
マネジメントなどは後から徐々にスキルをつけるとして、まずできそうなことをまとめてみました。
・苦手意識があるものこそ、まずチャレンジしてみる
・大小問わず、約束事を忘れない
・身だしなみをきちんと整える
小さなことから意識するだけで、行動が習慣化されていきます。
できることを少しずつ広げていき、「仕事ができる人」として、周囲の信頼を得られる自分を目指してみましょう!