【ビジネス用語】「リテラシー」とはどういう意味?

今回のテーマである「リテラシー」という言葉は、多くの場面で使われます。

その意味を早速、見ていきましょう。

【ビジネス用語】リテラシーとは何を指すか

リテラシーという言葉は、何か別の単語とセットで使われることもあります。

ITリテラシー、メディアリテラシーなど…

ここで、「リテラシー」単体の意味を見てみましょう。

リテラシー【literacy】

読み書き能力。また、与えられた材料から必要な情報を引き出し、活用する能力。応用力。

コンピューターについての知識および利用能力。→コンピューターリテラシー

情報機器を利用して、膨大な情報の中から必要な情報を抜き出し、活用する能力。→情報リテラシー

参考

デジタル大辞泉goo国語辞書

一般的に広く使われるリテラシーの定義は、与えられた材料から必要な情報を引き出し、活用する能力・応用力。が近いです。

転じて、物事の基礎知識や応用知識、それを使いこなすスキルという意味です。

例えば「ITリテラシー」であれば「ITに関する知識やスキル」という解釈になります。

【ビジネス用語】リテラシーにも様々、転職の場面で使われることも

転職活動をしていると、独特の転職用語を耳にすることがありませんか?

「転職軸」「スキルの棚卸し」など、ちょっと耳慣れないですね。

このような転職用語の1つに「キャリアリテラシー」というものがあります。

「キャリアリテラシーがある状態」とは、自分の市場価値(どのくらいの企業から採用したいと思われているかの度合い)や企業と労働力の需要・供給バランスを理解した上で、転職活動できる状態が当てはまります。

つまり、転職に対しての知識が十分にあり、それを実戦できる状態ということです。

キャリアリテラシーが備わっていれば、自分の売り込み方をきちんと把握・実行でき、書類作成や面接の場でも実力を発揮できます。

また自分のアピールだけではなく、志望企業がどのような企業かを、条件や社風含め総合的に判断できます。

キャリアリテラシーがある=働くことに対しての総合的な見解・対応力があるということ。

キャリアリテラシーがあれば、自分のキャリアアップにつなげていくことも十分に可能です。

【ビジネス用語】キャリアリテラシーを身に付けるには

キャリアリテラシーに限らず、あらゆる「リテラシー」は資格や数量的なものではないので、何ができたら身についた、と厳密に表すことは少し難しいのが事実です。

しかし、日々勉強をしたり、対象事例に向き合う・そして活用することをしていれば、自ずとリテラシーは身についてきます。

キャリアリテラシーに関しては、例えば以下のような方法で徐々に身に付けることが可能です。

  • 自己分析・スキルの棚卸しを行なう
  • 新聞、ニュースなど時事的なトピックをチェックする
  • 雇用や求人のトレンドなどをチェックする

また、プロの視点に触れてみるというのも、リテラシーを身に付ける近道です。

特にキャリアリテラシーに関しては、転職エージェントの視点が役立ちます。

こういったことから、キャリアリテラシーが徐々に身についてくるはずです。

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ぜひ、楽しみながら身の回りの事象に意識を向けてみましょう。