【面接対策】転職活動での面接、自己紹介は何を話せば良い?

転職活動中、面接の場では「自己紹介」を求められることがしばしばです。

面接の場で「自己紹介」とはどのような内容を話せば良いか、事前にイメージしておくとスムーズです。

今回は「面接においての自己紹介」について、詳しく見ていきましょう。

自己紹介=自己PRではないので注意しよう

自己紹介と自己PRは、言葉は似ているけれど違うものです。

自己PRが自分を売り込む言葉であるのに対して、自己紹介はシンプルに自分の紹介になります。

自己紹介=自分の簡単なプロフィール。最終学歴、簡単な経歴などを言えればOKです。

 

自己PR=自身を企業に売り込むアピールタイム。得意なこと、入社後活かせることなど意欲を交えて話します。

面接では、最初に自己紹介を、最後に自己PRをしてくださいと言われることが比較的多い流れです。

「自己紹介をしてください」と言われて自己PRをしてしまったということがないように、2つの違いを押さえておきましょう。

自己紹介は簡潔に30秒程度で言えればベスト

自己紹介はあまりダラダラと長くするものではありません。

見出しの通り、30秒程度でOKです。

というのも、詳しいあなたのパーソナリティは、面接の中で掘り下げていくからです。

自己紹介の内容はその後の話題のきっかけにもなるので、伏線を面接官に回収してもらうくらいの気持ちで、話しすぎないようにします。

例:初めまして、XX県出身の●●と申します。大学卒業後、現在▼▼社に入社しましたが、御社の社風や仕事内容に魅力を感じ志望いたしました。お忙しい中恐れ入りますが、今日はよろしくお願いいたします。

一般的には履歴書の内容と合わせて、自己紹介で話した出身地や出身校、経験業界などから話題が広がって面接が進行していきます。

また、自己紹介は重要な第一印象を大きく左右します。

ハキハキと聞こえやすい声で元気に、採用担当者の目を見て話しましょう。

うつむいたり、上を見て考え込んでしまうのはあまり良い印象ではありません。

また、話す内容は丸暗記ではなく、ポイントで押さえましょう。

丸暗記すると、何かを読み上げているような不自然な雰囲気が出てしまいます。

また丸暗記だと「XX出身なの?」と途中で採用担当者が質問を挟んできた等、急な質問にフレキシブルに答えられず、焦ってしまう可能性もあります。

面接はあくまで会話がベースであることを踏まえ、「この内容とこの内容を話す」とイメージしておくのが、自然な自己紹介ができるコツです。

そのほかに注意したい内容

プライベートやあまり関係ない雑談は程々に

担当者が優しく、面接が和やかな雰囲気で進行すると、こちらも安心してリラックスして話すことができます。

時々「趣味は?」との質問で、こちらの緊張をほぐそうとしてくれることもありますが、あくまで面接ということを忘れてはいけません。

あまりにも関係のない話や個人的な話でヒートアップしてしまうと、敬語も乱れやすくなります。

好きなことの話題でも、先方の様子を見ながら、自分の世界に入ってしまわないようにしましょう。

そして、政治や宗教、恋愛対象などセンシティブな話題はこちらから口にしないようにします。

焦って早口になっていないか、話すスピードに注意

面接は誰でも緊張するもの。

ですが、焦ってしまうと早口になり、結果あまり良い印象を与えられないことがあります。

入室する前に深呼吸して落ち着くことが、成功のヒントです。

緊張しているときは自己紹介でその旨を伝えてみるのも一つの方法かもしれません。

「緊張しており、至らない回答もあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。」

ただし、この一言を伝えて違和感がないのは年齢的に20代前半まで。

高卒キャリアで20代後半は、相当な経験があると見なされるため、ちょっと不自然に映ってしまいます。

どんな面接も、まずは練習から。

転職エージェントとの模擬練習などで、鍛えておきましょう!

自己紹介は端的に「よろしくお願いします」の気持ちを込めて

自己紹介は端的に、「本日はよろしくお願いします」という気持ちを込めて行ってみましょう。

仕事に対する意気込みは、自己PRの時間に述べるタイミングがあります。

「X分で自己紹介をして」という指定があった場合のために、いくつか考えておくといいですね。

30秒ver、1分verなど…事前に準備しておけば、その場で焦らなくて済みます。

では最後にもう一度、「自己紹介」のポイントについておさらいします。

  • 出身校や出身企業を簡潔に
  • 何を言うか、ポイントで押さえておく
  • 雑談は控えめに、早口に気を付ける
  • 30秒verや1分verなど、バリエーションを考える

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