【高卒の転職】転職は20代の若いうちにするべき?

「経験やスキルを積み重ねた30代以降から転職した方が良い」

「柔軟性が高い、20代の若いうちに転職した方が良い」

転職に関するこのような議論は様々に交わされますが、果たして転職に年齢は関係あるのでしょうか?

実際に、年間600名近くの高卒の方をサポートしている弊社のアドバイザーに話を聞いてみました。

1.転職は20代の若いうちがいいって本当?

転職は若いうちがいい。それは確かに存在している考えの一つです。

特に、21〜25歳くらいの年齢層を対象としている求人案件は多く、この年齢層の求職者にとっては選択肢が豊富であると言えます。

また、この年齢層をターゲットとした求人が豊富なだけではなく、転職の成功率が高いということもあり、20代の若いうちの転職が良い(転職しやすい)という説の裏付けにもなっているようです。

  • 若手中心の求人案件が豊富
  • 若手の転職の成功率は高い

では、この2つの理由を見てみましょう。

若手中心の求人案件が豊富な理由

21歳〜25歳の年齢層は、(高卒であれば)ビジネスパーソンとしての経験を数年積みながらも、年齢的にまだまだ若い…

つまり、企業からしてみると「基礎知識がありながらも、育てていくことができる・長く働くことを期待できる」という層です。

異業種への転職も、また然り。未経験職種(業界経験あり)は25〜6歳、未経験業界であれば27〜8歳くらいまでの転職が良いという見方が一つの目安になっているようです。いずれにしてもやはり、早いに越したことはないというところでしょうか。

若手の転職の成功率が高い理由

若手の転職が成功しやすい理由として、『ポテンシャル採用』があります。ポテンシャル採用とは、「多少経験が浅くても、これからの成長を見込んで採用する」ことです。つまり、20代若手であれば、意欲や前向きな姿勢も採用の可否を決める大きな要素になり得るのです。

30代以降になると、業界や職種への理解をして自ら行動できるか、PDCAを回せるかなど、より即戦力であることが求められます。そういう意味では、20代の転職は30代以降に比較しハードルがやや低いとも言えるでしょう。

2.転職は若ければ若いほどいい?そうではありません!

しかし、若ければ若い方が良いというわけではないのがポイント。

というのも、10代だと夜勤を含む職業には就業できない場合があります。看護師や介護士、ホテルのフロントなどの業務は夜勤が発生するケースが多いので、これらへの転職を考えている10代の方(※)は要注意です。

また、前職の就業期間が数ヶ月など短期間である場合、忍耐力を疑われてしまう可能性が高いです。

「もし採用しても、すぐやめてしまうのではないか?」と思われてしまいます。すでに退職してしまっている場合はやむを得ませんが、「今年の4月入社で、仕事をやめようと思っている…」という方は、もう少し頑張ってみてもよいかもしれません。

若ければ若い方が良いのではなく、高卒の場合、社会人経験をある程度積みながらも若さがある21〜25歳くらいがベスト、ということです。

(※)…もちろん、TOP GEARは10代の方のサポート実績もありますので、ご安心ください!

3.まとめ

転職は若いうちに…とよく言いますが、高卒の方が入社数ヶ月で仕事をやめて次を探すのは、転職活動の難航を招く要因になります。高卒の転職は、数年働いて社会人経験を積んでからの21〜25歳のタイミングがベストというのが結論です。

とはいえ、「入社間もなく退職してしまった」「25歳を過ぎてしまった」という方も、いらっしゃるかもしれません。しかしその場合も、大丈夫です。私たちTOP GEARにぜひご相談ください!お一人ずつに寄り添ったサポートを行なっております。

一人で悩まず、まずはぜひご登録ください!