書類選考を通過すれば、いよいよ面接です。
しかし、面接はどのような流れで進行するものなのでしょうか。
今回は面接の一般的な流れや、抑えておくと安心なポイントを紹介します。
【面接対策】入室から着席まで
ゆっくりノックをして、「どうぞ」という促しがあったら、面接会場へ入室します。
ドアは音がしないように(この時、後ろ手にならないように)手を添えて閉めた後、面接担当者の目を見て「失礼します」と伝えてから一礼します。
第一印象は人のイメージを大きく左右します。
そのため、暗い表情・小さい声で「失礼します」と言うのはNGです。
礼をしながら「失礼します」というのも、床に向かっての挨拶になってしまうので、動作と言葉は切り分けるようになるべく意識しましょう。
椅子の横についたら一言、「●●と申します。今日はよろしくお願いいたします」と改めて挨拶・礼をします。
「おかけください」と促しがあったら、着席しましょう。
【面接対策】自己紹介・質疑応答
順番は前後するかもしれませんが、一般的に面接は大きく「自己紹介」「質疑応答」の2軸で構成されています。
気をつけたいのが、きちんと履歴書の内容に沿った話をできているかという部分。
自分の卒業年や、職歴の経験年数はきちんと把握しておきましょう。
発言と履歴書の内容に食い違いが起こると、不信感が芽生えてしまいます。
だからといって履歴書を丸暗記すればいいということでもありません。
面接では「うまく話すこと」よりも、コミュニケーションを通して
- 求職者の仕事や生活に対する姿勢
- 嘘偽りのない正直さ、誠実さ
- 多少回答に困窮しても諦めない精神力、応用力
- 入社後「どう活躍するか」のビジョン
このような部分を見ています。
履歴書の内容を丸暗記し暗唱するのでは、人柄や姿勢は伝わりません。
面接は、履歴書や職務経歴書で把握しきれなかった人柄やエピソードを補う場でもあります。
書類に書いてあることをそのまま伝えるのでは、わざわざ時間をとって話す意味がありません。
書類に書いてあることを掘り下げて、口頭で補完するような話ができれば良いでしょう。
【面接対策】注意点…書類と本人のイメージが合致するか
多くの面接担当者は、「事前に送られてきた書類と、会ってみた人物のイメージが合致するか」を見ているといいます。
ここが一致すれば、採用に至るケースも多いようです。
履歴書と職務経歴書、面接はそれぞれが補い合う関係なので、切っても切り離せない位置付けにあるということを心得ておかなくてはなりません。
面接で特別なことを言うのではなく、書類のポイントとなる部分を押さえて、「ここで突っ込まれたら、このエピソードを話そう」という要所を自分でも意識して、答えを用意しておきましょう。
【面接対策】一人では対策が難しい部分も…転職エージェントに相談しよう
面接は自分で提出した書類をベースに話が進んでいくので、虚偽の内容を書いたりしなければ、本来問題ないものです。
しかしどうしても、その場の空気というものはありますので、緊張してしまうという人が大多数です。
面接は、雰囲気や、どんな質問が飛んでくるかになれておくと、本番でもかなり緊張度が違います。
一人では対策が難しい部分ですが、こんな時こそ転職エージェントに相談してみましょう。
転職エージェントでは、無料で書類の書き方はもちろん、模擬面接などの面接対策も行ってくれます。
エージェントは転職のプロですので、何を聞かれるかという部分をあらかじめ想定して、より本番に近い環境でシミュレーションしてくれますよ。
TOP GEARは高卒キャリア専門の転職エージェントです。
ぜひお気軽にご相談ください!
あとは、小さなポイントになりますが、求人企業へ提出した書類(もしくは面接の際に持っていく書類)は、コピーを取って自分で持っておきましょう。
書いたことを忘れないよう、また、待ち時間に見直せるようにするためです。
控えが手元にあるかどうかで、当日の落ち着きもだいぶ違ってきます!
ぜひ、試してみてください。