【転職】「マーケター、ライター、デザイナーになりたい」…その転職、イメージ先行してない?

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みなさんには「仕事でやってみたいこと」「転職で叶えたいチャレンジ」ありますか?今回は「仕事を通しての、なりたい自分」についてまとめました。

未経験だけどクリエイティブな仕事への憧れは時に「なりたい自分」の意味を誤った転職になります。
後々「なりたい」と思っていたけどやっぱり違った。ということがないよう、
今回は弊社の事例を交えてご紹介します。

クリエイティブへの憧れ。なりたい自分って何だろう?

「僕は、マーケティングの仕事をしたくて転職を決めました」「私はライターになりたいと思っています」…このような相談を、度々受けることがあります。しかし、「その仕事に就いてみて、どんな活躍をしたいですか?」とお聞きすると、多くの方が口ごもってしまうのです。

『マーケター』『クリエーター』『ライター』『Webデザイナー』…これらを目指す若年層の方々が、最近特に増えています。しかし実際にその職業を理解しているかというと、そうではないケースが多々あります。これからクリエイティブの道へ進むのであれば、職業研究が必要です。しかし憧れだけで職業を志望する人たちは、研究を進めていくうちに別の職業に方向転換する人も少なくありません。「流行っているから」「かっこいいから」を理由に目指している場合は要注意です。

クリエイティブな仕事はやはり響きもスマートで人気があります。実際にSNSでこれらのビジネスを成功させているインフルエンサーや発言力のある人たちは、とりわけ輝いて見えますよね。しかし、「かっこいいからその職業に就きたい」ということは、「かっこいい肩書きを手に入れること」がゴールになってしまっている状態です。何度か以前のコラムでお話したかもしれませんが、内定はゴールではなくスタートライン。実際の業務の内容や、これまで身につけたスキルをどう活かすか、そういったところまで考えを巡らせないと、実際に続けていくのは難しいでしょう。

マーケターも、アナリティクスと向き合って数字との戦いばかり、地味な作業も多くあります。
クリエーターだって、ヒアリング力や各部署との連携、一つの作品を作るのに地道な作業が必要。
ライターもいくつか種類があり、ネタ出しや生みの苦しみとの戦いですし、Webデザイナーの多くはクライアントの無理な意向を汲んで物作りをしています。自由度が高そうでかっこいいイメージの職業も、こういった裏側があるのです。きちんと把握した上での志望ならもちろんOKですが、業務内容を把握していないままで「こんなはずじゃなかった…」と落胆することになってしまいます。

なりたい自分は肩書きで考えない

私たちはよく『なりたい自分を思い描いて、それを実現できる転職をしましょう』ということをみなさんにお伝えします。この『なりたい自分を思い描く』というのは、かっこいい肩書きを持った自分の想像ではなく、これまでのスキルを活かし、どのように成長していきたいか・どのようにそのフィールドで活躍していくかを考える作業のことです。そのためには『自己理解』を深め、業界研究もしっかり行うことが大切。まずは自分を知り、その上で職業を知り、それがしっかりフィットしたものかどうかを調べる作業が、転職活動においてはとても重要なのです。

「自分のやりたいことやなりたい姿はわからないけど、●●になったらかっこいいから、やっていける気がする」という考えは一番危険。その●●にもたれかかり、すでに考えることを放棄している状態です。人の目から見てスマートかそうでないかというところに軸を置いた転職はすでに自分のためのものではありません。(これは生き方そのものに言えることですが、あなた以外の人間は全て他人なのですから「人から見てどうか」の他人軸で動いていたらキリがないのです。)

自己理解を深めるにはどうしたらいい?

とはいえ、この『自己理解』…どのようにすれば深まるのでしょうか。紙に今までの自分のことを書き出してみたり、それを声に出して読んだりのアウトプットがおすすめですが、一人でするよりは転職エージェントに相談してみるのが有効。アドバイザーは転職のプロです。対話の中で、自分が思っていなかったスキルや経験を引き出してくれたり、それを言語化するサポートをしてくれることでしょう。人は、声に出すことで初めて物事を事実と認識する習性があります。そこに相手がいて対話になるとなお、説得力は増すのです。自分の考えを言語化して、自信を持つきっかけにもなるかもしれません。ぜひ、エージェントへの登録や面談をしてみましょう。

実際の転職アドバイザーのお話

さて、色々な若手領域の求職者を見てきた、とあるアドバイザーのお話をします。彼が担当してきた求職者は20代から30代、大卒1社経験者や高卒など、年齢も学歴もキャリアもバラバラです。実際に多くの人が未経験業界に挑戦するのをサポートする中で、彼は「書類が通りにくいので、初回の面談を大切にしている」と話していました。というのも、求職者のみなさんが『やりたい仕事』、条件が『業界経験者』である場合が多く、応募したとしても書類選考NGになる確率が高いといいます。それと同時に『やりたい仕事』が、前述のように「かっこいいからやってみたい」と、憧れから志望に繋がっているケースも多いのだそうです。これは、双方にミスマッチが生まれてしまっている状態ですよね。

キャリアをどう積んで、なりたい自分になるか

『なりたい自分』。かっこいいからその肩書きが欲しい、ではなく、どう働いてキャリアを積んで、どう生きるか。スケールの大きな話ですが、なりたい自分とは小手先のものではなく、どう生きるかに直結しています。そのために、どういう風にキャリアを積んでいったらいいかを、転職エージェントと一緒に確認して行きましょう。やりたいことやなりたい自分を叶えるためは、単純な夢追いではなく、計画的なキャリアチェンジをしていく必要があります。なんだかよくわからないけどがむしゃらにやっていく、のでは、せっかくの努力も形になりません。せっかくがむしゃらにやれるガッツがあるのなら、綿密なプランを立てた上でやってみましょう!

やりたい職業を決めるのではなく、転職で叶えたいと思った部分にフォーカスしていくのが、正しい転職軸の見つけ方なのです。

まとめ

なりたい自分というと、ついかっこいい自分やステータスのある自分の姿を想像しがちです。しかし、本当の『なりたい自分』は「どう生きるか」ということ。自己理解を深め、「自分は今までなぜこの道を歩んできたのか?そしてこれからどうしていきたいのか?」を自分に問いかけ、その上で自分の考えに沿った職業を考えていきましょう。転職エージェントに相談すれば、企業の紹介や面接対策だけではなく、自己理解の部分も相談に乗ってくれることでしょう。ぜひ、あなたのこれからの未来を、転職活動を通して真剣に考えてみてください。