母親になっても、ずっと社会で活躍し続けたい。

MAPウーマンキャリア

私たちのキャリアレポート from MAPウーマンキャリア

結婚、出産を経ても変わらぬペースで働き続けたいと願う女性は少なくありません。MAP大阪支社・三木愛美もその一人。
母になってから経験した転職活動の難しさ、スケジュールがハードでも常に第一線で活躍したい理由、家庭と仕事どちらも大切にする秘訣などを聞きました。

 

私は今、3人目の子どもを妊娠中です。子ども好きなイメージを持たれるかもしれませんが、実は逆。どちらかというと苦手でした。小学生の頃に下級生が「お姉ちゃん、遊んで」なんて寄ってこようものなら、逃げてましたから。

だからでしょうか、自分自身が母になると強くイメージしていたわけではないんです。「結婚・出産しても働ける環境がいい」なんて考えたこともなくて、「ずっと第一線でバリバリ働きたい」としか頭にありませんでした。

私は歯科系の専門学校を卒業後、歯科に5年勤務し、その後転職。アパレル企業の法人営業を担当しました。大手衣料品店のバイヤーと直接商談してのトレンド予測がメインの業務だったので、海外出張が多く、スケジュールはハードでしたが、仕事は充実していましたね。当時は本当に仕事をやる気に満ち溢れていました。

20代後半で結婚、妊娠。働き続けたい気持ちと、現実とのギャップ。

20代後半で結婚。引き続きバリバリ働くぞ、と意気込んでいたところ、妊娠が発覚しました。嬉しい反面、もっとキャリアを積みたい、最前線で活躍し続けたいという気持ちが強かった私は、戸惑いもありました。

変わらず仕事をしたい思いとは裏腹に、妊娠後は体が追いつかず、営業から内勤業務に転向することに。産休・育休を1年間取得した後は、すぐ仕事に復帰しました。

「0歳から子どもを保育園に入れるのはどうなの?」
「もっと一緒にいてあげる時期なのでは?」

周囲からはそんな声もありましたが、子供の事は勿論の事、家計の事、自身の今後のキャリアも不安になりすぐに復帰を決意しました。

環境だけでなく、気持ちにも変化が。今までは、自分なしでは会社が回らないと過信していましたが結婚・出産を経て「子育てしながら仕事もできるのはありがたい」と、社会や職場への感謝の気持ちを持てるようになりました。

新たな気持ちで再び仕事に励んでいると、すぐに2人目を妊娠。復帰からわずか4ヶ月でまた産休・育休を取得することになりました。

出産後、2人の子どもを保育園に入れて仕事に復帰した私を待っていたのは、『降格・減給・部署異動』の現実。

このまま今の会社にいても良いのか?正当に評価してもらえるのか…?仕事を続けていく自信がなくなり、転職を考え始めました。

難航する転職活動、自分の市場価値を知る。

小さな子供がいる母親の立場でも活躍できる環境を求めての転職活動。求人サイトの他、大小様々な転職エージェントに登録したのですが、全く相手にされませんでした。

「昔はこんなにバリバリやっていたし、結果も残してますよ!」

いくらアピールしても、2児の母親。働ける時間は限られている。過去の実績があっても、現在も同じ働き方が出来るわけではありません。それがネックになったのか、ほぼ門前払いでした。

突きつけられた厳しい現実。転職活動を始めるまでは、自分でも自分の市場価値(企業が「採用したい」と思う人材かどうか)が分かっていなかったのです。

そんな中、唯一連絡をくれた転職エージェントがMAPでした。私は小さな子どもが2人いることに加え、通勤も決して近くはない距離。当時は、オフィスに訪問することが難しかったので、電話での面談になりました。

担当アドバイザーは、代表の飯田。電話面談では、厳しい転職活動で溜まっていた仕事に対する思いをぶつけました。今思うと一方的に話してしまったと反省するばかりですが、飯田は私の言葉を受け止めた上で

「内定がゴールではなくスタートです。三木さんの状況を理解してくれる環境で、活躍することこそが大事。その環境を提案するのが、私たちの役目です」

と言ってくれて。

この面談がきっかけとなってMAPのサポートの元、転職活動を開始。その後、縁あって当時立ち上げ間もない大阪支社での営業アシスタントポジションを提案いただきました。

私は人材業界は全く分からない未経験者だけれど、MAPは私の状況を理解してくれている。この会社、この環境でなら頑張れそう!そう考え、オファーを引き受けることに。自分自身の良さやこれまでのキャリア、経験も活かせると感じたのです。

MAPに入社して、現在で4年目になります。

懇親会での様子

 

「ママさん」じゃなく、一人の人間として仕事ができる喜び

アシスタントとして入社したこともあり、当初はできることが限られていました。忙しそうなアドバイザーや上司を横目に、どこか手持ち無沙汰な自分が歯痒くて。アシスタントの枠を超えて、もっと活躍したい!そんな気持ちでうずうずしていたのです。

我慢できずに上司に熱烈アピールし続けて、キャリアアドバイザーに。直接お客様と接する業務を担当できることになりました。

そこからは怒涛の毎日。16時に退勤し、子どものお迎えに寄ってから帰宅。家事をひと段落させて、22時から求職者と電話面談、なんて日も。多忙なスケジュールが続いても苦痛ではなく、むしろ強いやりがいを感じました。

仕事を頑張る原動力の9割は、一緒に働く仲間たちへの思いです。会社ではみんな私のことを『ママさん』としてではなく、『三木愛美』という一人の人間として接してくれるのが嬉しくて。

子どもに対しては、早いうちから働く姿勢を見せたいと思う気持ちがあります。働くこと、仕事と向き合うこと、お金を稼ぐこと…人が生きる上で必要なことを、身をもって教えられる、そんな母でありたいです。

多忙な日々でも挫けずに仕事ができるのは、一緒に働き、理解してくれる仲間と、応援してくれる家族のおかげ。子育ても仕事も、1人では出来ませんから。

 

通勤電車の中で、気持ちと頭を切り替える。

仕事と家庭の気持ちの切り替えポイントは、電車の中。往復3時間かかる通勤時間を活用しています。「今日の夕飯何にしようかな」なんて考えながら、少しずつ家庭モードに移行するなどしてバランスを取っています。

また、平日は難しいですが、土日はしっかり家族の時間を取るようにしています。長期旅行は難しくても、家の近くには川や山などの自然が溢れているので、家族みんなでキャンプをしたり、遊んだり。そういう時間は、自分も子供と同じ目線で楽しんでいます。

仕事と家庭の両立で手に入れた、嬉しい変化。

ビジネスパーソンの顔と母の顔。両立が難しい場面もありますが、いいことだってたくさんあります。

まず、仕事を通じて社会の動向がわかります。日常的に情報に触れることは、時に家族を守る術にもなります。また、家庭と仕事の両立を通じて、物事を広い視野で見ることもできます。限られた時間の中で成果を出すにはどうすれなよいかと常に考える癖がつき、結果として生産性が上がりました。今まで以上に体調管理に気を配るようになったのも、大きな変化です。

また、家族を持つことで考え方が柔軟になりました。仕事は全力で取り組みますが、家事に関しては、ちょっと手抜きを覚えたというか。何事も1人じゃ出来ないのだから、家事だって家族の力を借りればいい。「どうやって家族に頼み事をしようかな」と考えていたら、自分自身も自然と相手の意見に耳を傾けられるようになった気がします。

こんな風に、仕事と家庭は私の中で密接に繋がって、相互に作用しています。『両立』という言葉で分けて語られることが多いですが、仕事と家庭って意外と同じライン上にあるんですよね。

東京で行われた懇親会での集合写真

環境が変わっても、選ばれる人になるには。

MAPウーマンキャリアには、ライフイベントを経ても社会で活躍することを諦めたくない女性からの転職相談が多く寄せられています。長く活躍するためには仕事を選べる、企業から選ばれる強いキャリアを早い段階から作っておくことも大切ですが、その他に

・上手く表現できる
・周りをよく見ている
・余裕がある

などの要素も必要ではないでしょうか。

私も仕事と家庭を両立させるうちに、頼み方が少し上手くなったので、意見の通し方、表現の豊かさはとても大切だと実感しています。周囲をよく見て、気持ちに余裕を持っていないと、人を頼ることはできません。

今後目指したいのは、「頼みたい・話したい・聞いてもらいたい人」になること。この人に頼みたい、この人に話したい、この人に聞いてもらいたい。そんな時にパッと顔が浮かぶインパクトのある人、それも「選ばれる人」の特徴だと思うのです。

「若いうちの苦労は買ってでもしろ」という言葉があります。極端な例えですが、20代の苦労は本当に30代以降で実を結ぶもの。キャリア構築の途中では、つらいことや苦しいこともたくさんありますが、一つ一つを楽しみながら、確実に積み上げていって欲しい。私も働く母親として、将来を見据えた女性の転職活動を、心から応援しています。

みんなで野球観戦した時の様子

【プロフィール】三木 愛美(MANAMI MIKI)
専門学校卒業後、歯科医院に勤務。その後、アパレル企業の法人営業を経て2016年MAP入社。大阪支社にてアシスタント業務ほかキャリアアドバイザー・法人営業などを経験。現在、第3子妊娠中。